イシイの日々。

「元気でイイ子」に疲れたイシイ

手応えナシ

 

もし、あなたが恋人になりたいと思っている人にプレゼントを渡してとても喜んでくれたとします。そしたら心の中でガッツポーズをしながら、「やった!これは脈ありだぞ」と思いますよね?

 

その反応を元にデートに誘ってみたり告白に踏み切ったり、お付き合いに向けてどんどん行動していくでしょう。

 

では、プレゼントへの反応が微妙だったら?

 

デートに誘うのは躊躇われるし、告白するなんて勇気は無くなります。

 

もちろん相手の顔色を伺う事なく行動できる人も中にはいると思いますが、大半の人が相手の反応を見て次の行動や発言を考えますよね?

 

そして、それは相手も同じです。

 

誰しもが「手応え」を感じた時に行動を起こしていくのです。

 

それは逆に言うと「手応え」がないと続けるのが難しいと言う事になります。

 

SNSなどが顕著ですが、自己満足の範囲でやっている場合はあまり気にならないと思いますが、何か積極的に発信している場合はいいねやリプライ、いわゆる「手応え」が無いと精神的に続けるのが辛くなってくると思います。

 

では、次はこちらが反応をする側に立った場合の話になります。

 

冒頭のプレゼントの例えがありましたが、こちらがプレゼントを貰った側だとしたら。悪い言い方をするとこちらの反応次第で相手をある程度操れることになります。

プレゼントを貰ってとても喜ぶリアクションをとったら、相手はまた何かくれるかもしれないし、遊びに誘ってくれるかもしれません。逆に微妙な反応をすると、場合によっては関係が疎遠になってしまうしれません。

 

お近づきになりたい相手であれば「良い手応え」を、あまり関わりたくない相手なら「手応えを与えない」のです。

 

その中でも私が特に意識しているのが

「嫌なことを言ってくる奴、またその言葉に手応えを与えない」

という事です。

 

嫌な事を言ってくる輩が何を考えているかというと、嫌なことを言われて傷ついた人の顔を見るのが好きで「傷つけてやろう」と思って言ってくるらしいです。実際にご本人に聞いたので間違いありません。(ヤバいでしょこの人)

 

という事は「傷ついた顔」をする事は相手に「手応え」を与える事になり、どんどん行動してエスカレートしてしまう。

なので私は嫌なことを言われた時に「手応えを与えない」様にしたのです。

 

何か言われても怒ったり悲しんではいけません。

 

ただ、ポカンとします。

 

ひたすらに押し黙り、目は見開き、口は半開きにするのがコツです。

 

すると相手は手応えとは全く異なる想像を超えた反応にこちらに恐怖を感じ、「コイツやば」となって関わってこなくなります。

 

私はこれで嫌な奴から強く言われる事が無くなりました。(そもそもが嫌な奴なのでゼロにはなりませんがほぼ無力化に成功)

 

一方、食ってかかるタイプの同僚は未だに「手応え」を与え続けて、嫌な言葉を浴び続けています。

 

「そんなの傷つけること言う奴が悪い」という大前提は置いておきます。だって、どうしたってそういう人はいなくならないのです。

 

相手をコントロールするなんていうと大げさですが、簡単には逃げられない相手から自分を守るためには、そういう事も必要なんじゃないかと思う次第であります。

 

 

※これは私の体験談でありあくまで小物な奴の対処法です。暴力を振るってくる輩や本当に身の危険を感じたら、こんなやべー事せずに逃げましょうね。